TOKがより楽しめる、主な元ネタの中心となっていそうなゲーム、漫画の
ストーリー内容を簡単に紹介します。~
項目を追加したい人はご自由にどうぞ。ぜひともご協力をお願いします~

魔界塔士SaGa~
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スクエアより発売されたRPG。ゲームボーイ版とワンダースワンでのリメイク版がある。主人公達が塔に登り、塔の中の様々な街や世界を旅しながら塔の謎を解き明かしていく。パーティーは人間男女、エスパー男女、モンスターから自由に選ぶことができ、アイテムを買わないと成長しない人間、ランダムにアビリティを習得するエスパー、倒したモンスターの肉を食べて変身するモンスターなどはそれぞれ栞、佐祐理、斉藤の元ネタとなっていると思われる。ラスボスの○○が実は○○○○○○の一撃でバラバラになるのはあまりにも有名。~
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主な元ネタ……世界観、キャラの成長方式~

SaGa2 秘宝伝説~
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スクエアよりゲームボーイ用として発売されたRPG。塔はなくなったが、世界観は同じ。秘法を集めるために主人公達が様々な世界を旅する。SaGaと同じく意外な黒幕がプレイヤーを驚かせたり、SaGaと比べてストーリーも壮大かつドラマティックになるなど、進化を見せた一作。またパーティーにメカが登場。川口さんのサイボーグの元ネタと思われる。TOKの最初の洞窟もたぶんこのゲームから。~
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主な元ネタ……世界観、ストーリーの一部、アイテム、キャラの成長方式など~

ロマンシング・サガシリーズ~
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スクエアより発売されている、ゲームボーイ版SaGaの流れを汲んだRPGシリーズ。1,2,3がスーファミで出ている。また1はワンダースワンでリメイクされ、近々PS2でもリメイク予定。1,2,3ごとに世界観は大きく異なるが、決まった流れにそわなくとも自分の自由に旅をし、また自由にイベントを選択、進行できるフリーシナリオはいずれも健在。~
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主な元ネタ……スキル、アイテム~

「北斗の拳」(武論尊・原 哲夫原作)~
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1980年代後半に週間少年ジャンプ(集英社刊)で連載スタートし、爆発的人気を誇った劇画。伝説の暗殺拳「北斗神拳」を継承し、核戦争によって荒廃した世紀末を生き抜く青年ケンシロウの生き様は、今なお多くのファンを持つ。悪党達がケンシロウに敗れる際にあげる断末魔の「ひでぶ」「あべし」といった声や、「お前はもう死んでいる」という捨て台詞は当時流行語にもなった。敵役は強大で威厳ある大物から、卑屈で弱い雑魚までどれも魅力的。特にケンシロウの同門でありながら銃と不意打ちしか能のないジャギ、どんな拳法でも誰よりも早く習得できる天才だが移り気なため何も極められないアミバ、ケバいだけなのに自分は強くて美しくて賢い知略の星と思い込んでいるユダは、はちくま的に大人気。どれも高槻の性格に反映されている。~
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主な元ネタ……斉藤の英雄種族、高槻、南森、村田、高野山のボスたち。~

「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」(車田正美氏)~
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1986年に週刊少年ジャンプで連載した格闘アクション。ギリシャ神話をモチーフに戦と知恵の女神アテナの化身、城戸沙織の下に集まった主人公の星矢たち5人の青銅聖闘士(ブロンズセイント)が聖域(サンクチュアリ)の支配をもくろむ教皇、海皇ポセイドン、冥界の王ハーデス(ハデス)といった邪悪と戦う・・・といった内容。美形キャラが星座をモチーフにした聖衣(クロス)という鎧をまとって戦うという図式はマンガ少年、やおい腐女子両方に多大な影響を与えた。ただ「聖衣に見放される黄金聖闘士」「私は美しいと言っていきなりフルヌードになる男」「脈絡も無く敵地に単身乗り込んでは捕まるアテナ」「絶対零度を超えた凍気」「突然のりぴー語」など、冷静に見ればギャグとしか見えない部分もあり、おかげで星矢サイトの中にはやおい非やおい問わず優良爆笑サイトが多数存在する。また、原作27巻〜28巻(最終巻)に於ける半ば御都合主義的な急展開は賛否両論である。~
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主な元ネタ……斉藤の英雄種族、神将(黄金聖徒)。~

「グラップラー刃牙(バキ)」「バキ」(板垣恵介氏)~

1991年に週刊少年チャンピオンで連載した開始した格闘マンガ。主人公は若干17歳で東京ドームの地下闘技場の王者になった天才少年格闘家範刃牙。彼が幾多の強敵と戦い「地上最強の生物」と呼ばれる父範間勇次郎を越える為成長していく物語、なのだがその親父がとんでも過ぎて主人公も強くなってはいるのだがそれ以上に勇次郎の方が凄くなっていって差は縮まる所か開く一方、もう誰も越えられるなんて思っていない気がする。グラップラー刃牙」として連載を開始したが42巻+外伝一巻が出たあとタイトルを「バキ」に変え24巻まで刊行、現在も連載は続いている。この漫画の中でも特に有名なのは「最大トーナメント編」である。地下闘技場に集った猛者達全32選手(リザーバーや乱入もいるので実際はもっと多い)が栄光の為に戦うのだが注目すべきは主人公以外の戦いを省略したりせずすべての試合を描ききった事である。そして脇役同士の戦いからも多くの名勝負が生まれた。ToKの大会に関してもこの最大トーナメントのネタは数多く使われている。~

主な元ネタ……ストーリーの一部、キャラ、技(華音関連、バーザス関連、決勝トーナメント抽選など)

「斬魔大聖デモンベイン」(Nitro+)~

『クトゥルー神話』+『巨大ロボット』+『変身ヒーロー』物。
魔術理論の粋を結集した最強ロボット・デモンベインを操縦する力を得た主人公の三流探偵・大十字九郎と、魔術結社「ブラックロッジ」の闘いを描いたゲーム。
尚、デモンベイン開発スタッフの中には「デモンベインのスパロボ参戦が目標だ!!!」と公言して憚らない方もいるらしい…

主な元ネタ……キャラ

ジョジョの奇妙な冒険part2戦闘潮流(荒木比呂彦氏)~
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生まれつき「波紋」という超能力を持っていた青年ジョセフ=ジョースター(ジョジョ)が、祖父の代からの因縁である「石仮面」にまつわる謎に巻き込まれる冒険談。part1での重苦しいドロドロ青春劇から一転、仲間との出会い、修行、そして宿敵との戦いと少年漫画のツボを押さえるストーリーに。ただ、やはり荒木は荒木。敵味方関係なくどのキャラも非常に濃い。荒木の油が乗っていたのか、全七部あるジョジョの中で名言の密度は最も高い。ジョジョフリークの中にはpart2こそが最高傑作という人も多い。ToKには宿敵「柱の男」が三魔神に姿を変えて登場。~
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主な元ネタ……ストーリーの一部、キャラ、技、アイテム(三魔神関連・波紋疾走など)

ジョジョの奇妙な冒険part3スターダストクルセイダース(荒木比呂彦氏)~
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ある日突然スタンドと呼ばれる超能力に目覚めた日本の不良高校生「空条承太郎」は、祖父ジョセフ=ジョースターから原因が百年の眠りから蘇った吸血鬼DIOであることを聞かされる。同じ要因により倒れる承太郎の母ホリィ。ホリィを助けるにはDIOを倒すしかない。ジョセフのスタンドで居場所がエジプトであることをつきとめた承太郎は、仲間たちとともに一万キロの旅をする……というストーリー。日本〜エジプトの世界レベルの冒険ということで、ジョジョの中で最も人気のある部。スタンドも初登場と言うことで、まだ無茶で理解不可能な能力も出てこない。ジョジョ入門としてお勧め。ToKでのネタ頻度は高くないが、仲間の一人ポルナレフのへたれっぷり、奇妙な冒険っぷりは必見。斉藤になるべくしてなったキャラであることがわかるはず。~
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主な元ネタ……英雄ポルナレフなど。~

闘神都市シリーズ~
東方紅魔郷~





久瀬RPG~
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正式名称「KanonRPG外伝」。KanonRPGの黒幕である三魔神と久瀬派との戦いの端緒が開かれるプロローグ。正確にははちくま作品ではなく、元はちくま副主任た〜ぼ〜氏の作品。残念ながら配布終了しており、入手は困難。通称が示す通り、主人公は久瀬。さらに斉藤、千鶴がパーティーに加わる。斉藤はKanonRPGで変装したキャラの技が全て音声付で使え、かなり笑える。さらに斉藤がエルクゥ化した原因までわかるいたれりつくせりの内容。ストーリーは100%た〜ぼ〜氏作成のため、りんばら氏のものと比べてかなり綺麗に纏まっている。かわりにゲームバランスは完全に破綻しており、圧倒的戦力でさくさく進める。あくまで外伝、ストーリーを楽しむための作品と割り切るべし。なお、た〜ぼ〜氏はAirRPG外伝として川口さんRPGを企画していたのだが、HDクラッシュにより頓挫してしまった。非常に悔やまれる。~

KanonRPG〜逆襲の久瀬〜~
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記念すべきはちみつくまさん第一作。現在もHPからフリーソフトで配布している。ある日突然町に溢れ出した魔物の元凶と思われる久瀬を倒すために、祐一たちが東奔西走するというのが大筋。久瀬を倒すと真の元凶が、その裏に更に元凶がというノリが少年漫画チックである。斉藤、久瀬四天王、三魔神登場。Kanonキャラたちが北斗の拳の格好をした敵を倒していくというのは、当時としては画期的過ぎだった(今でも充分とんでもないが)。最終的な敵がオリジナルキャラの三魔神+親分であったのが悔やまれるが、そのあたりはAirRPGでAir原作と結びつけてしっかりとカバーした。はちくま独特の絶妙なゲームバランスは既に確立。ラスボスはかなり工夫しないと勝てないようになっているが、その分クリアしたときの感動は大きい。なお、このころのりんばら氏はまだ舞萌えだったので、舞の扱いが非常にいい。舞がいないとラスボスと戦えないほどだ。


AirRPG〜羽の還る場所〜~
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はちみつくまさん第二作。第一作KanonRPGの続編。「AIRRPG」ではなく「AirRPG」なのは最終的に観鈴が助かるパラレルワールドという意味で意図的なものである。全六章構成、仲間になるキャラ20人以上という壮大なスケール。前作でえいえんのせかいに消えたはずのあゆがAIRの町に現れたところから物語は始まる。最初はあゆの失われた記憶を取り戻すためにONEの町やKanonの町を旅をし、あゆを追う組織FARGOとの戦いを経て久瀬派と邂逅、そして平安時代へのタイムスリップでストーリーの焦点は観鈴に絞られていく。……のだが、割といつまでもあゆが幅をきかせる。このころにりんばら氏はあゆ萌えへに変わったようだ。舞は「昔の女」とばかりに、ゲロを吐かされるは、血みどろにされるは、前作で使えた奥義が使えないは、同じレベルなら斉藤の方が強いはでかなり扱いがぞんざいに。止めに相方の佐祐理さんは中防林太郎ばりの暴力銀行員と化しており、FARGOの施設を片っ端から爆破していくとんでもない役回りだった(た〜ぼ〜氏のSS「佐祐理金融道」が元)。~
北斗ネタはこの作品でほぼ全て網羅、他にもスプリガンやるろうに剣心などいたるところに少年マンガネタが満載。ネタの見せ方もはちくま作品随一。全然繋がっていないシナリオを繋がっているように見せかけているのが素晴らしい。へたれかっこいい斉藤のキャラも確立。川口さんも初登場。なお、スケールが大きくなった分、キャラごとの特技数は前作と比べ半減している。その分ボスごとのパーティーの組み方が重要になった。(当時の)Key作品全集合というのがお祭り気分で、とにかく楽しい。間違いなくはちくまの最高傑作だが、逆に言えばはちくまはこれを越える作品を目指さざるを得なくなったと言える。

RomancingKanon〜永遠の少女伝説〜~
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はちみつくまさん第三作。本来はKanonRPGのリミックス版になるはずだったが、結局はKanonRPG、AirRPGの流れを組まないKanonキャラ中心の新作となった。佐祐理金融道も無くなった(笑)。なお名前とは裏腹にロマサガっぽさはほとんどない。はちくま念願の自由成長が目玉で、ToKへの実験作でもある。レベルアップと共にBPを入手し各能力に振り分ける、ToKで言う人間の成長システムがほぼ確立したほか、エキストラダンジョンではサイボーグと上位魔女の試作品も出た。ただ特技固有と自由成長の両立はかなり無理があったのか、どのキャラも育てる方向性はほぼ決まってしまっており、体感的な自由度はラーニングで特技習得する祐一以外それほどでもなかった。~
恒例の少年漫画ネタは前作で北斗をほぼ出し尽くしたため、かわりに聖闘士聖矢が起用された。「永遠の少女伝説」というのも、アニメ星矢最終回タイトルから来ている。ストーリーそのものは残念ながら出来がいいとは御世辞にも言えない。久瀬はただの下衆と成り下がり、また戦いのレベルが光速にまで発展したり、更なる戦闘マシーンにするために回収された真琴がEDまで出てこなかったりと随所に破綻が見られる。おまけにメインのネタがアニメオリジナルのアスガルド編であるため、理解できる人間がかなり少なくなってしまった。エキストラダンジョンのラスボスに至っては、みずいろの進藤姉妹である。これらの原因は前作でのシナリオ補佐担当(元副主任た〜ぼ〜氏他一名)が辞めてしまったことと考えられ、りんばら氏個人のシナリオ構築力、ネタ選別力の低さが露呈してしまった。余談だが同じ理由で真琴がヒロインから敵キャラに降格し、多数の真琴萌えがはちくまを見放した(というか、前作で扱いが良すぎた)。結局のところ、あらゆる意味で実験作でありToKの布石でしかないというのが実情であろう。~

東方淫魔郷 〜はじめてのだんまく〜~
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はちくまが製作に関わった初の同人エロゲーADV。「東方紅魔郷に出てくるかわいい姉妹の女の子や巫女さんや魔法使いさんと気持ちよ〜く、弾幕ごっこ&ねちょ(東方用語。Hの意)をしよう♪」というふざけきった企画。しかも主人公はなぜか久瀬で、斉藤と川口さんも出てくる。TOKの斉藤や久瀬はこれで弾幕チームと知り合ったのだろうか?~
なお、評判はすこぶる悪い。女性キャラばかりの東方に、男キャラ(久瀬)とのネチョが合わないのは当然と言える。ロリすぎるキャラ(具体的にはチルノ)のネチョシーンがキモいとの声も多数。はちくま内部のメンバーからも見捨てられている始末だが、2を出す予定があるらしい。最後までやればそれなりにまとまった筋なのだが、トゥルーエンドに辿り着くのは至難の技。難易度とかそういうのではなくプレイし続けるのが難しい。~

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