TOKがより楽しめる、主な元ネタの中心となっていそうなゲーム、漫画の
 ToKがより楽しめる、主な元ネタの中心となっていそうなゲーム、漫画の
 ストーリー内容を簡単に紹介します。~
 項目を追加したい人はご自由にどうぞ。ぜひともご協力をお願いします~
 
 ***魔界塔士SaGa [#a823f8e8]
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 スクウェアより発売されたRPG。ゲームボーイ版とワンダースワンでのリメイク版がある。~
 現在では、iモードでリメイク版が配信されている。~
 主人公達が塔に登り、塔の中の様々な街や世界を旅しながら塔の謎を解き明かしていく。~
 最終的な目的は、塔の最上階にあるといわれている楽園を目指すというもの。~
 パーティーは人間男女、エスパー男女、モンスターから自由に選ぶことができ、アイテムを買わないと成長しない人間、ランダムにアビリティを習得するエスパー、倒したモンスターの肉を食べて変身するモンスターなどはそれぞれ栞、佐祐理、斉藤の元ネタとなっていると思われる。~
 ラスボスの○○が実は○○○○○○の一撃でバラバラになるのはあまりにも有名。~
 ワンダースワン版でもラスボスだけはわざと改正されず、一撃でバラバラになったりする。~
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 ***SaGa2 秘宝伝説[#w60ee486]
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 スクウェアよりゲームボーイ用として発売されたRPG。~
 塔はなくなったが、世界観は同じ。秘法を集めるために主人公達が様々な世界を旅する。
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 SaGaと同じく意外な黒幕がプレイヤーを驚かせたり、SaGaと比べてストーリーも壮大かつドラマティックになるなど、進化を見せた一作。~
 またパーティーにメカが登場。川口さんのサイボーグの元ネタと思われる。~
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 ***ロマンシング・サガシリーズ [#ie34a946]
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 スクウェアより発売されている、ゲームボーイ版SaGaの流れを汲んだRPGシリーズ。~
 1,2,3がスーパーファミコンで発売されている。また1はワンダースワンでリメイクされ、近々PS2でもリメイク版が発売予定。~
 1,2,3がスーパーファミコンで発売されている。また1はワンダースワンでリメイクされ、PS2でもリメイク版が発売。~
 1,2,3ごとに世界観は大きく異なるが、決まった流れにそわなくとも自分の自由に旅をし、また自由にイベントを選択、進行できるフリーシナリオはいずれも健在。~
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 ***「北斗の拳」(原作:武論尊氏・作画:原 哲夫氏)[#l3a8716e]
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 1980年代後半に週間少年ジャンプ(集英社刊)で連載スタートし、爆発的人気を誇った劇画。~
 伝説の暗殺拳「北斗神拳」を継承し、核戦争によって荒廃した世紀末を生き抜く青年ケンシロウの生き様は、今なお多くのファンを持つ。~
 悪党達がケンシロウに敗れる際にあげる断末魔の「ひでぶ」「あべし」といった声や、「お前はもう死んでいる」という捨て台詞は当時流行語にもなった。~
 敵役は強大で威厳ある大物から、卑屈で弱い雑魚までどれも魅力的。~
 特にケンシロウの同門でありながら銃と不意打ちしか能のないジャギ、どんな拳法でも誰よりも早く習得できる天才だが移り気なため何も極められないアミバ、ケバいだけなのに自分は強くて美しくて賢い知略の星と思い込んでいるユダは、はちくま的に大人気。どれも高槻の性格に反映されている。~
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 ***「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」(車田正美氏)[#l163afb8]
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 1986年に週刊少年ジャンプで連載した。~
 ギリシャ神話をモチーフに戦と知恵の女神アテナの化身、城戸沙織の下に集まった主人公の星矢たち5人の青銅聖闘士(ブロンズセイント)が聖域(サンクチュアリ)の支配をもくろむ教皇、海皇ポセイドン、冥界の王ハーデス(ハデス)といった邪悪と戦う・・・といった内容。~
 美形キャラが星座をモチーフにした聖衣(クロス)という鎧をまとって戦うという図式はマンガ少年、やおい腐女子両方に多大な影響を与えた。~
 ただ「聖衣に見放される黄金聖闘士」「私は美しいと言っていきなりフルヌードになる男」「脈絡も無く敵地に単身乗り込んでは捕まるアテナ」「絶対零度を超えた凍気」「突然のりぴー語」など、冷静に見ればギャグとしか見えない部分もあり、おかげで星矢サイトの中にはやおい非やおい問わず優良爆笑サイトが多数存在する。~
 原作27巻〜28巻(最終巻)に於ける半ば御都合主義的な急展開は賛否両論である。~
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 *** 「るろうに剣心」(和月伸宏氏)[#l163afb8]
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 週刊少年ジャンプで連載されていた時代劇漫画。~
 明治時代初期を舞台に、かつて『人斬り抜刀斎』と恐れられた剣客『緋村剣心』が、~
 弱い人々を守るために、色々な敵と戦うというもの。~
 『努力、友情、勝利』のジャンプフォーマットを遵守した正統派ではあるが、~
 それまでのジャンプ作品のセオリーだった、「自分の命を犠牲にして、~
 他者を助ける」という概念を完全否定した画期的な部分もあった。~
 
 ちなみに、剣心の師匠『比古清十郎』のアニメ版の声優が、池田秀一氏、~
 ライバル的キャラ『斉藤一』役は、鈴置洋孝氏と、~
 かなり有名どころの声優さんが配されていた。~
 また、主人公の剣心役が宝塚の涼風真世嬢というのも、話題となったと思われる。~
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 ***「グラップラー刃牙(バキ)」「バキ」(板垣恵介氏) [#r90f3394]
 
 1991年に週刊少年チャンピオンで連載開始した格闘マンガ。~
 主人公は若干17歳で東京ドームの地下闘技場の王者になった天才少年格闘家範刃牙。~
 彼が幾多の強敵と戦い「地上最強の生物」と呼ばれる父範間勇次郎を越える為成長していく物語、~
 なのだがその親父がとんでも過ぎて主人公も強くなってはいるのだがそれ以上に勇次郎の方が凄くなっていって差は縮まる所か開く一方。~
 もう誰も越えられるなんて思っていない気がする。~
 グラップラー刃牙」として連載を開始したが42巻+外伝一巻が出たあとタイトルを「バキ」に変え24巻まで刊行、現在も連載は続いている。~
 この漫画の中でも特に有名なのは「最大トーナメント編」である。~
 地下闘技場に集った猛者達全32選手(リザーバーや乱入もいるので実際はもっと多い)が栄光の為に戦うのだが、~
 注目すべきは主人公以外の戦いを省略したりせずすべての試合を描ききった事である。~
 そして脇役同士の戦いからも多くの名勝負が生まれた。~
 ToKの大会に関してもこの最大トーナメントのネタは数多く使われている。~
 
 
 ***「斬魔大聖デモンベイン」(Nitro+) [#h8ab2630]
 
 『クトゥルー神話』+『巨大ロボット』+『変身ヒーロー』物。~
 AVG形式のゲームで、18禁であるPC版とPS2移植版が発売されている。~
 AVG形式のゲームで、18禁であるPC版と、そのPS2移植版である「機神咆哮デモンベイン」が発売されている。~
 続編「機神飛翔デモンベイン」も現在発売中で、こちらはAVG+3Dアクションのゲーム。~
 最強の魔導書「アル・アジフ」のマスターに選ばれることにより、~
 覇道財閥の所有する魔術理論の粋を結集したロボット(鬼械神デウス・マキナ)デモンベインを操縦する力を得た~
 主人公の三流探偵・大十字九郎と、魔術結社「ブラックロッジ」の闘いを描いたゲーム。~
 尚、デモンベイン開発スタッフの中には「デモンベインのスパロボ参戦が目標だ!!!」と公言して憚らない方もいるらしい…。~
 実際、巨大ロボット物のお約束をしっかり踏まえたゲームである。~
 WOWWOWでのテレビアニメ化も始まったので、興味のある人は見ておくと良いだろう。~
 
 ***ジョジョの奇妙な冒険part2戦闘潮流(荒木比呂彦氏) [#kcf621f6]
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 生まれつき「波紋」という超能力を持っていた青年ジョセフ=ジョースター(ジョジョ)が、祖父の代からの因縁である「石仮面」にまつわる謎に巻き込まれる冒険談。part1での重苦しいドロドロ青春劇から一転、仲間との出会い、修行、そして宿敵との戦いと少年漫画のツボを押さえるストーリーに。~
 ただ、やはり荒木は荒木。敵味方関係なくどのキャラも非常に濃い。~
 荒木の油が乗っていたのか、全七部あるジョジョの中で名言の密度は最も高い。~
 ジョジョフリークの中にはpart2こそが最高傑作という人も多い。~
 ToKには宿敵「柱の男」が三魔神に姿を変えて登場。~
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 ***ジョジョの奇妙な冒険part3スターダストクルセイダース(荒木比呂彦氏)[#jabb352b]
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 ある日突然スタンドと呼ばれる超能力に目覚めた日本の不良高校生「空条承太郎」は、~
 祖父ジョセフ=ジョースターから原因が百年の眠りから蘇った吸血鬼DIOであることを聞かされる。~
 同じ要因により倒れる承太郎の母ホリィ。ホリィを助けるにはDIOを倒すしかない。~
 ジョセフのスタンドで居場所がエジプトであることをつきとめた承太郎は、仲間たちとともに一万キロの旅をする……というストーリー。~
 日本〜エジプトの世界レベルの冒険ということで、ジョジョの中で最も人気のある部。~
 スタンドも初登場と言うことで、まだ無茶で理解不可能な能力も出てこない。ジョジョ入門としてお勧め。~
 ToKでのネタ頻度は高くないが、仲間の一人ポルナレフのへたれっぷり、奇妙な冒険っぷりは必見。~
 斉藤になるべくしてなったキャラであることがわかるはず。~
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 ***闘神都市2(ALICE SOFT)[#kc192603]
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 アリスソフトが出したPC-98時代末期の名作RPG(Windows版もある)~
 「鬼畜王ランス」と同時期に出されたゲームで、今でもこれらがアリスソフトの最高のゲームと主張する人もいるほど完成度が高い。~
 「道場主の娘とつきあう条件は 闘神大会の優勝」という 前半の王道青春ストーリーと~
 「道場主の娘とつきあう条件は 闘神大会の優勝」という前半の王道青春ストーリーと~
 泣きそうなくらい救いのない後半とのギャップは~
 鬱ゲー耐性の付いていない当時のエロゲーマーを悶絶絶叫させた~
 鬱ゲー耐性の付いていない当時のエロゲーマーを悶絶絶叫させた(とはいえ最後はきちんとハッピーエンドでまとまっている)~
 TOKの「塔神大会」を中心とする話の骨格は、名前の通りこの「闘神都市2」から採られている。~
 アリスソフトの「配布フリー宣言」によって、現在ではネットから無料でダウンロードできるので、気になる人はやってみるとよいだろう。~
 なお、本作のその後をAVGにしたファンディスク的な「闘神都市2〜そしてそれから〜」というゲームも出ている。~
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 宿屋に泊まるごとに進行するトーナメントや~
 疲労度がたまると戦っても経験値が入らないシステム、~
 前編・後編というシナリオの区切りなど~
 基本構造の多くがこのゲームから引用されている。~
 
 ***エリア88 (新谷かおる) [#n103125a]
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 戦闘機漫画の大手。日本人の主人公、風間真は親友の神崎にだまされ傭兵として内乱の起こっているアスランの最前線、エリア88に送られ、地獄の日々を送る。~
 ToKでは最後の展開がこの漫画とほぼ同じ。プロジェクト4との決戦で次々に命を落としていく仲間たち。そして電話が真にかかってくる。相手は神崎。最後の戦いの誘いだった。真は撃墜される瞬間に神崎を撃ち、相打ちとなる。~
 みすずは神埼役。最後にみすずを見送る初音はマック役。生き残る美汐はキム役。往人は真役。
 
 ***「東方紅魔郷」(上海アリス幻樂団) [#i86a2ce7]
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 縦スクロール型同人美少女シューティングゲーム「東方」シリーズ第六作。~
 縦スクロール型同人少女シューティングゲーム「東方」シリーズ第六作。~
 第五作まではPC98作品で、Windows用としては第一作。~
 また現在では、第七作「東方妖々夢」第八作「東方永夜抄」第九作「東方花映塚」などが新しく開発されている。~
 また現在では、第七作「東方妖々夢」第八作「東方永夜抄」第九作「東方花映塚」、第十作「東方風神録」などが新しく開発されている。~
 ZUN氏がプログラム・絵・シナリオ・音楽の全てをほぼ一人で製作している。~
 ストーリーの基本はどの作品も大体同じで、この世界のどこかにある幻想郷で起こる、深刻ではないが不思議な異変を主人公の霊夢(巫女)をはじめとする一癖も二癖もあるキャラクターたちが解決しようとする、というもの。~
 このシリーズのメインは shooting -撃つ事- でなく、センスの溢れる弾幕をいかにして避けるか。~
 このパターン化の方法は恐らくプレイヤー毎に異なり、パズルのような作戦の構築を楽しめる。~
 最初は無茶としか思えない攻撃も、ある事に気づけば一気に簡単になったりもする。~
 ボスのスペルカード攻撃は特に美しく、見ているだけでも楽しめる。~
 また、どこか頭のおかしいキャラたちが交わす頭のおかしい会話も見どころ。~
 音楽も非常によく、弾幕、背景、キャラクターと一体となって独特な世界観を作り出している。~
 3面まで楽しめる体験版が作者ZUN氏のサイトで配布されているので、是非プレイして味わって欲しい。~
 シューティングは難しいという人でも、リプレイを再生することもできるので、ネットのあちこちに散らばっているシューターたちの芸術的なリプレイを鑑賞するだけでもある程度楽しめるだろう。~
 
 ***KanonRPG〜逆襲の久瀬〜[#kc192603]
 ~
 通称「かのG」~
 記念すべきはちみつくまさん第一作。現在もHPからフリーソフトで配布している。~
 ある日突然町に溢れ出した魔物の元凶と思われる久瀬を倒すために、祐一たちが東奔西走するというのが大筋。~
 久瀬を倒すと真の元凶が、その裏に更に元凶がというノリが少年漫画チックである。~
 斉藤、久瀬四天王、三魔神登場。Kanonキャラたちが北斗の拳の格好をした敵を倒していくというのは、当時としては画期的過ぎだった~
 (今でも充分とんでもないが)。~
 最終的な敵がオリジナルキャラの三魔神+親分であったのが悔やまれるが、AirRPGでAir原作と結びつけてしっかりとカバーした。~
 はちくま独特の絶妙なゲームバランスは既に確立。~
 ラスボスはかなり工夫しないと勝てないようになっているが、その分クリアしたときの感動は大きい。~
 なお、このころのりんばら氏は舞萌えだったので、舞の扱いが非常にいい。~
 舞がいないとラスボスとの戦いが厳しいほどである。~
 
 ***AirRPG〜羽の還る場所〜 [#u2ded477]
 ~
 通称「えあG」~
 はちみつくまさん第二作。第一作KanonRPGの続編。~
 「AIRRPG」ではなく「AirRPG」なのは最終的に観鈴が助かるパラレルワールドという意味で意図的なものである。~
 全六章構成、仲間になるキャラ20人以上。(当時の)Key・Tactics作品全集合でお祭り気分が味わえる。~
 スケールが格段に大きくなったためキャラごとの特技数は前作と比べ半減したが、その分ボスごとのパーティーの組み方が重要になった。~
 4パーティーで挑むラストバトルでは、パーティー編成の醍醐味が味わえる。~
 ~
 物語は前作でえいえんのせかいに消えたはずのあゆがAIRの町に現れたところから始まる。~
 そのまま中盤まではあゆをめぐって話が展開し、AIRらしさが出るのは平安時代へのタイムスリップから。~
 このころにりんばら氏はあゆ萌えへに変わったようで、舞は「昔の女」とばかりにぞんざいな扱いに。~
 (例:二日酔いでゲロを吐かされる、血みどろにされる、前作で使えた奥義が使えない、同じレベルなら斉藤の方が強い)~
 止めに相方の佐祐理さんは中坊林太郎(原作:原 哲夫)ばりの暴力銀行員と化しており、敵組織の施設を片っ端から爆破していくとんでもない役回りだった。(た〜ぼ〜氏のSS「佐祐理金融道」が元)~
 「北斗の拳」ネタはこの作品でほぼ全て網羅。他にも「スプリガン」「るろうに剣心」などいたるところに少年マンガネタが満載。~
 前作では互換キャラをなぞるだけだった斉藤も、ある程度独自のキャラが確立。~
 川口さんも初登場し、知的かつマッドなキャラで人気を博した。~
 近作AirRPGがはちくま最高秀作と言っている人も多いほど同人RPGでは異例のヒット作になった、5章の平安時代編や久瀬&斉藤の活躍、本家AIRと比べてハッピ−EDで終わるシナリオに魅了されたファンが多いようだ。~
 
 また、近作は初回版(ver1コミケ版)とver2版があり、ver2版は初回版の半年後に発売された。~
 違いはEASYモ−ドの追加、一部のキャラの立ち絵変更&追加、一部キャラの技の追加、EXダンジョンの追加等である。見所はやはりEXダンジョンで、本編で戦ったボスキャラの復活や本編で戦えなかった久瀬などと戦える、とあるキャラの真相も判明するなど至りつくせりな内容になっている。~
 ロマカノが発売された後に、EASYモ−ドが修正されサウンドがMP3に変更されたバ−ジョンのver2,5が発売され、現在ショップで売っているえあGはこちらが基準になっている。~
 補足で、えあGはパッケ−ジ別で販売していたことで有名で、初期版は販売していた地域によってパッケ−ジのイラストが全て違うという凝った仕様になっている。ver2以降は基本的にショップでパッケ−ジが統一(観鈴と神奈&後ろにあゆ)されたが、ver2,5版は初期版(観鈴が微笑んでいるイラスト)と現在ショップで売られている(ひえろぐらふが描いている観鈴と神奈が映っているイラスト)版とでパッケ−ジイラストが違っている。~
 はたして、関係者以外で全てのパッケ−ジを手に入れている真の猛者はいるであろうか?~
 
 
 ***RomancingKanon〜永遠の少女伝説〜 [#t6c61bb8]
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 通称「ロマカノ」~
 はちみつくまさん第三作。名前とは裏腹にロマサガっぽさはほとんどない。~
 KanonRPG、AirRPGの流れを組まないKanonキャラ中心の新作。~
 ただ、元はKanonRPGのリメイク企画であったため、ダンジョンの攻略順などは若干類似点がある。~
 今までの2作は鍵キャラだけでなく葉キャラなども登場してきたが、このゲームはそういった要素は少ない(それに伴い久瀬派の風の四天王も柏木千鶴から天沢郁未に変わった)。~
 はちくま念願の自由成長が目玉で、ToKへの実験作。~
 レベルアップと共にBPを入手し各能力に振り分ける成長システムが確立し、EXダンジョンではサイボーグと上位魔女の試作品も出た。~
 ただ特技固有と自由成長の両立はかなり無理があったのか、どのキャラも育てる方向性はほぼ決まってしまっており、体感的な自由度はラーニングで特技習得する祐一以外それほどでもなかった。~
 レベルアップと共にBPを入手し各能力に振り分ける成長システムが確立した。~
 ただ特技固有と自由成長の両立はかなり無理があったのか、どのキャラも育てる方向性は二つ程度に決まってしまっており、体感的な自由度はラーニングで特技習得する祐一以外それほどでもなかった。~
 だが戦闘実験作というだけあって難易度と戦闘バランスははちくま随一、やり込みプレイヤーも多く出た。~
 ~
 恒例の少年漫画ネタは「聖闘士星矢」が中心。~
 「永遠の少女伝説」というのも、アニメ星矢最終回タイトルから。~
 このゲームは本来新しい戦闘システムなどの実験のために作られ、当初はKanonRPGのリメイクとする予定であった。~
 そこから急遽ストーリーも新しく作ることとなったため、残念ながらストーリーは「聖闘士星矢」をそのままなぞっている部分が多く、それほど力が入れられなかったようである。~
 星矢ネタのメインが、理解できる人の少ないアニメオリジナル「アスガルド編」なのもネック。~
 
 発売から半年後にサウンドがmp3になり、EXダンジョンが追加&仲間or技や旧キャラの性能が調整された追加ディスクの「はちぐま」が発売された、ちなみにサントラにもなっている。~
 この追加ディスクのおかげで、散々使えなかった北川が最強クラスに強化され、新たに仲間になったみちるは育てるとまさに最強というやり込みがいのあるキャラ。~
 また、とある場所で条件を満たすと、裏ダンジョンへの道が出来て進めるのだが、その奥で待ち受ける隠しボスの圧倒的な強さにはちくま信者は驚愕したほど、この隠しボスが全はちくまRPGの中でも最強という呼び声が高く、このボスを倒せたのなら真にロマカノを極めたと言えるだろう。
 
 ***KanonRPG外伝〜そして始まりへ〜 [#w1db0248]
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 通称「久瀬RPG」。KanonRPGの黒幕である三魔神と久瀬派との戦いの端緒が開かれるプロローグ。~
 正確にははちくま作品ではなく、元はちくま副主任た〜ぼ〜氏の作品。~
 残念ながら配布終了しており、入手は困難。~
 これは氏がHDクラッシュによってデータを失ってしまった為らしい。~
 通称が示す通り、主人公は久瀬。さらに斉藤、千鶴がパーティーに加わる。~
 斉藤はKanonRPGで変装したキャラの技が全て音声付で使え、かなり笑える。~
 さらに斉藤がエルクゥ化した原因までわかるいたれりつくせりの内容。~
 ストーリーは100%た〜ぼ〜氏作成のため、りんばら氏のものと比べてかなり綺麗に纏まっている。~
 かわりにゲームバランスは完全に破綻しており、圧倒的戦力でさくさく進める。~
 かわりにゲームバランスは完全に破綻しており、圧倒的戦力でさくさく進める(久瀬や千鶴の実力を考えればむしろ当然かもしれないが)。~
 あくまで外伝、ストーリーを楽しむための作品と割り切るべし。~
 なお、た〜ぼ〜氏はAirRPG外伝として川口さんRPGを企画していたのだが、HDクラッシュにより頓挫してしまった。非常に悔やまれる。~
 
 
 ***東方淫魔郷 〜はじめてのだんまく〜 [#q720c2d2]
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 通称「はじだん」もしくは「はじだま」~
 はちくまが製作に関わった同人エロゲーADV。~
 このゲームを作る為に「はちみつくまさんRED」という新ブランドが立ち上げられた。~
 内容は「東方紅魔郷に出てくるかわいい姉妹の女の子や巫女さんや魔法使いさんと気持ちよ〜く、弾幕ごっこ&ねちょ(東方用語。Hの意)をしよう♪」というもの。~
 ねちょの相手となる主人公はなぜか久瀬で、斉藤と川口さんも出てくる。ただし、この久瀬はKanonRPGやAirRPGの久瀬とは程遠く、エロゲー仕様の男キャラに成り下がっている。~
 ~
 なお、評判はあまり良くない。女性キャラばかりの東方に、男キャラとのネチョが合わないのは当然と言える。~
 ロリすぎるキャラ(具体的にはチルノ)のネチョシーンがキモいとの声も多数。~
 はちくま内部のメンバーからも見捨てられている始末だが、2を出す予定があるらしい。
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 ちなみに、元ネタのはじめてのおるすばんに沿って(内容はまったく関係ないが)レミリアとフランを前面に出しているが、この作品の真のヒロインはどう考えても咲夜である。
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 最後までやればそれなりにまとまった筋なのだが、トゥルーエンドに辿り着くのは至難の技。~
 難易度とかそういうのではなくプレイし続けるのが難しい。~
 システムや音楽はそれなりに良いといえる。~
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 余談だが、この作品がTOKとの関連性があるかどうかは不明、ただし前編1回戦前の咲夜の会話にて斉藤と(いってもTOKの世界の斉藤ではないが)面識があるような思わせぶりの発言をするので、ひょっとしたらTOKの過去話なのかもしれない、久瀬が「ザ・ワールド」を使用できるようになったのもはじだまでの咲夜ED後なのだと考えれば辻褄が合うからである。
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 ***(KanonRPG以前) [#bb57b0a4]
 はちみつくまさん初の、そしてりんばら氏のRPGツクール2000製初の作品はKanonRPGである。~
 しかしそれ以前にもりんばら氏は他のRPGツクールでいくつかのオリジナル作品を制作していた(いずれも未完成。名前などの情報求む)。~
 そしてToKにおいては往人を初めとする原作つきキャラたちが飛ばされた異界の原住民として、極一部ではあるがこれら幻の過去作品出身のキャラが登場することとなった。~
 その最も代表的な例が超勇者スピアードであり、名前だけ登場した海賊チームや双剣チームも該当する(ランシアは今回初登場かもしれないので、これも情報求む)。~
 特にスピアードは出身作品における主人公であることからToKでも大活躍。最終的にはパーティー入りし、往人たち原作つきキャラに勝るとも劣らない働きをしてしまった。~
 幻の作品すらも含めたToKは、本当の意味でのはちくま、りんばら氏の集大成と言え、二次創作の究極とも言える原作とオリジナルの等価的融合が果たされたのである。~
 これこそが、りんばら氏がToKで最もやりたかったことなのかもしれない~
 ~
 世間的に肯定されるべきものであるかは全くの別問題だが。~

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